紀ノ川輝千の和モダンスタイル

2018年01月号 vol.1

日本美術と染物職人達との深い関係

2018年01月15日 17:22 by kinokawakisen
2018年01月15日 17:22 by kinokawakisen

「ぼくらが日本を継いでいく」と称して琳派・若冲・アニメがコラボレーションした不思議な作品展がありました。

アニメと言っても初音を題材にしたAI時代にふさわしい今風のもの。時代のトレンドを分析する生業の私にはそれもまた魅力なネタの1つでした。

以前にもあったこの作品展ですが、コトの幕開けは、「是非ご覧を。」と、この展覧会の特別協力をされていた細見美術館の館長からのLINEがきたことから始まりました。

「ん?なんでしょう。これは」とLINEをみて一瞬で様々な疑問が頭をよぎり展示会場へ向かいました。

様々な疑問はまず実際に目で見てから。というのが私の目利き行動方針。というわけでいざ、展示会場へ行ってみました。

 出迎えた掛け軸をみて、「な、な、な!こ、これは!」



 

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